お盆にお墓参りをする理由とは?

あの世から魂の戻ってくる時期

お盆は先祖が現世に戻ってくる時期であり、お盆にお墓参りをするというのは、先祖を迎えて送り出すという意味があります。
そしてお墓は、亡くなった方とこの世を繋ぐ通り門としての意味があり、お盆にお墓参りをしてお花を飾って供養するのは、先祖の方が通る花道作りの意味もあります。

実際に先祖の立場になって考えると、お盆にこの世に戻ってきても、自分の家系のお墓が荒れ放題では、気持ちよくあの世に旅立てません。
お迎えして送り出すという意味がありますので、お盆にはお墓参りに行くと同時に、自分の家系のお墓を花で飾り綺麗にしておくのです。

お墓参りの時間

お盆のお墓参りでも、特に何時に行くべきだという決まりはありません。
しかし、夕方以降にいくとなると、お墓に到着したときは暗くなっており、視界が悪く、転んで怪我する可能性もあります。
暗くなると、自分の家のお墓が汚れているのか綺麗なのかもわかりにくいです。

出来れば朝から昼ぐらいの、明るい間にお墓参りに行った方が、視界も良く掃除しやすく、供養しやすいでしょう。
朝一で訪れるのが一番良いとされており、これは、朝一番にお墓参りに行くと、他の用事よりも優先しているということになり、ご先祖様を大切に思っているという証になります。
ただ朝用事があるなら、昼ぐらいまでの明るい時に訪れても問題ありません。

そしてお盆の時期のお墓参りは、初日にお迎えの意味で1回、最終日に送りの意味で1回の、計2回行くのが良いとされています。
しかしお盆時期は、交通機関も混雑し、帰省する方もいますので、お盆期間に1回訪れるだけでも、先祖を思う供養となります。

お墓参りにマナー

特にお盆の時期のお墓参りにだからといって、わざわざ喪服を着て行く必要はありません。
動きにくい服、派手な服を避ければ、普段着で問題ありません。
いつも通りの服装で訪れれば良く、ただし派手な化粧やきついニオイの香水、派手に輝くアクセサリーなどは身につけないようにしましょう。

あまりにも露出の多い服装も不適切です。
そして、供物やロウソク、線香などの必要なものを持参して、お墓参りに行きます。

霊園で管理者の方に会えば、一度挨拶をしてからお墓に行きます。
そのときには、お墓を管理していただいている、感謝の気持ちを伝えましょう。
お墓に付いたら、全員で合掌し、その後清掃などを行ない、綺麗になり供物を置いたら、一人ずつお祈りします。

手を合わせるときは、亡くなった方の事を思い浮かべて、お祈りすると良いです。
霊園によっては、開園時間がありますので、事前に調べておきましょう。
もしもお盆期間中にお墓参りに行けないという方は、時間を作って訪れると良いでしょう。