お盆のお供え物の基本マナー

ご先祖様をお迎えして供養する

お盆のお供え物のマナーとしては、家庭や地域によっても違いがあります。
しかし、ご先祖様をお迎えして供養するという基本の意味は違いはなく、供養するという気持ちが大切です。
仏壇には明かりやロウソク、故人の好きだったお花や砂糖菓子などの食べ物、またお清めの意味の水などは一般的に供えます。
このような供え物は五供と呼ばれており、あの世から帰ってくる先祖の御霊を迎えて、もてなすという意味合いもあります。

お供え物の金額としては、3,000円から5,000円ぐらい前が一般的であり、あまり高額になっても、経済的に負担になるばかりです。
現金をそのまま包んでも構いませんが、そのまま現金を供えるのではなく、不祝儀袋などに入れて供えます。
この現金の金額も地域や家族によって違いますので、確認しておいた方が無難です。

故人を供養するためなので、食べ物などは故人の好きだったものを中心に選びます。
宗教によっては肉類や魚類は禁止となっており、殺生にも通じますので、生ものは避けるべきです。
お花にしても、トゲのある花やニオイの強い花、さらにはお酒やたばこなども宗教によってはふさわしくないとされています。

・お供えは紙に包む

現金以外にも、フルーツやそうめんなどを供え物とする場合は、そのまま品物をむき出しにするのではなく、箱で買うようにして、熨斗や掛け紙をつけます。
デパートなどのお店で買うときは、店員さんに言えば紙をつけてくれます。

水引は一度きりという意味で、結び切りにします。
そして表書きには、どの地域や宗派でも「御供」とすれば無難です。
頂いたお供え物は、どのようなものか先祖の方が見えるように、箱を開けて中身の品物が見える状態で供えます。

果物は綺麗に洗って、皮をむいてフォークを添えます。
お菓子は箱から出して、小袋の状態で供えます。
麺類は茹でて盛りつけて、箸とつゆを添えます。
一般的には、お盆の13日から16日頃、15日を中心として供えます。

お供え物を下げるとき

お供え物は朝供えて午前中には下げて、無駄にならないように家族で食べるのが普通です。
食べ物は茹でたりすると湯気が出るので、消える頃には下げても構いません。
お供えした食べ物は、一緒にいただくという意味もありますので、そのままいつまでも供えて無駄にせず、時間が経ったら下げて食べましょう。
お盆に供え物としていただいたお菓子やフルーツは、余ってしまうようであれば、客人に出しても構いません。

もしも供えた食べ物を自分たちで食べることに抵抗があるならば、白い紙に包んで、清めてから処分します。
下げるときも、お供え物を下げさせていただきます、と報告して、ゴミとして出す場合も、ありがとうございます、という感謝の気持ちを忘れてはいけません。