地域により成人式が夏に行われる場合も!

夏に成人式を行う地域とその理由

国民の休日として1月の第2月曜日に定められているのが「成人の日」です。

「成人の日」の趣旨は、その年に成人年齢となった人たちが、大人になったということを自覚するということとなっていて、それに合わせて全国的に「成人式」という行事が行われています。
成人式は全国の市区町村など自治体が主催をし、その地域を居住地としているかもしくは地元とする人を対象に参列を呼びかけています。

成人式に記念撮影をする人も多く、ほとんどの若者が晴れ着を着用しますが、一部地域ではこの成人の日ではなく全く季節の異なる夏に行う地域もあるのです。

夏休み期間中に成人式を行う自治体として秋田県、長野県、青森県、岩手県、島根県があります。
全体的に東北地域と山陰地域で夏の成人式をする傾向が強くなっており、本州の関東~関西地域や九州では国民の休日通りの日程で行うところが多いということが分かっています。

まずどうして夏に成人式をするかというと、東北などの豪雪地域では交通機関が麻痺することがあり、晴れ着などを着用する新成人にとって大変なことが多いからです。

また、1月の第2日曜日(1999年までは1月15日固定)というのは、学校にとっては冬休みを明けたばかりの時期です。
地元を離れて大学などに通っている人にとっては、正月に一度帰省をしてからいくらもしないうちに再び戻らなければならない、という手間がかかります。

そこで地元を離れる人が多く、また冬場に積雪量が多い地域では、そうした複数の事情により無理に国民の休日通りにするのではなく、自由に日程を決めているのです。

夏以外にも成人式をしている地域もあります

全国的に最も多いのは1月の国民の休日に行う地域で、次に多いのが8月のお盆前後の時期です。
さらに全国には8月以外の時期に成人式をするところもあります。

ちょっとおもしろいのが新潟県で、新潟では県内でも地域によって成人式が行われる日程が異なっています。
県内の全市共通で1月の成人の日に新潟市で行われるだけでなく、新潟市としては別に5月3日に成人式があります。
長岡市では旧長岡市や栃尾市などは新潟市と同じく5月3日ですが、旧山古志村や中之島町、寺泊町で行なわれるのは8月のお盆の時期です。

その他にも新発田市や燕市では3月に、上越市では4月にといったように、自治体によって全く違った日程で行っています。

地元と進学先、就職先などが別々の人にとっては、どこでどのように成人式に参加するかにより、そこで一緒に式に出るメンバーが変わってきます。
子供や親類などで今後成人式を迎えるという人にとっても、いつどういったタイミングでお祝いを送るかということを考えてみてください。