仏壇のお手入れ

仏壇をお手入れする方法

その家庭で初めて葬儀をし、お墓を用意したなら一緒に購入をしておきたいのが仏壇です。

仏壇には「仏様を祀る」ということと「先祖を迎える」という二つの意味があり、毎日お勤めをすることで二つを同時に行うことができます。
本来的には、仏様へのお参りとご先祖様を祀るということは全く意味が異なるのですが、日本においてはこの二つが曖昧になっていることから、仏壇についても同時に二つの役割が持たせられているのです。

全く新しく仏壇を構えるということであれば、葬儀から四十九日以内に行うのが望ましいとされています。
ただ、仏壇は本来「人が亡くなってから備える」というものではなく、結婚などで実家を出て別の世帯を構えるタイミングで作るものです。
これは先にも述べたように仏壇の持つ意味が亡くなった親族を祀るものであるだけでなく、仏様にお参りをすることも含まれているからです。

家庭によってはお仏壇に家族のお箸を毎朝供えたり、子供のおもちゃを置いたりというようなことをします。
お中元やお歳暮などで貰い物があったときにはまずは御仏前に供え、それからそのお下がりをいただくというようにしていきましょう。

仏壇の手入れは毎日軽くホコリを払うとともに、年末の大掃除とお盆の時期、またお彼岸の春分と秋分の年に4回程度はきちんと掃除してください。
仏壇にもいくつか種類がありますが、特に金箔を用いた仏壇の場合は手入れをどのようにしているかにより、かなり見た目が変わってきます。

お手入れの前には合掌をしましょう

お仏壇を掃除する時にはまずは仏様に合掌をしてから、白手袋を着用して行うようにします。
高価な仏壇などはかなり彫刻が凝ったものとなっているので、きちんと清掃をしていく時にはそれらを破損しないように気をつけましょう。

使用する掃除用具は細かい部分のホコリを取り除く毛払いや毛はたき、クロスといったようなものです。
水拭きをしてしまうと木材や金箔の状態を落としてしまうことになるので、できるだけ丁寧に毎日細かく手入れをして、汚れがたまらないようにしていきましょう。

手順としてはやや大きめの毛払いを使って、広い範囲のホコリを落とします。
仏壇の内部にある彫刻や仏様の像は一旦広いところに取り出して、そこで細かくホコリをとっていくようにしてください。
このときあまり細かいところまで作業しようとすると破損の恐れがあるので、無理なくそっと扱っていきましょう。

漆塗りの部分は、クロスファイバーなど肌理の細かいふきんを使って丁寧に拭き上げていくようにすると、輝きが蘇ります。
長年放置していた仏壇など汚れが厳しいものは、少量の艶出しを使って磨いていくとよいでしょう。

清掃をする時は、仏壇とともに三具足や輪灯なども一緒に磨いてください。